他人との対話は、純粋・無垢・無邪気に臨むのはおろかという思いは同感。この本を読む前から、今まで他人に対して誰に対しても懐疑的な思いで接していたのだが、その意識は正しいようだ。この本によると。
最近、自分の周りには対人的な会話が妙に無邪気・無垢なイメージを与える人がいる。それもオレより年上で。本人はそれを"真面目"で人はそうあるべきと信じているみたいで、対話において素直・実直・無垢なことを自慢に思っているフシも感じられる。会話での脇の甘さを他人に露呈することで油断を誘おうとしているのかと勘繰ってしまう。でもこの本によるとその疑念を持つことが正しい対人意識らしい。
オレも著者と同じく、対人関係に無邪気・無防備な人間が好きではない。多少なりとも世間を見てきた大人なら無邪気に他人に接することなど危険な行為であることを学習してきているはずだ。なのに、対話に無邪気・無防備ということは、余程箱入りで勉強だけをしてきたか、かなり頭が悪いかのどちらかだろう。そんなヤツが学歴だけを武器に自分と同じ職場で、他社と交渉したり調整していると思うとゾッとする。それでも事業が継続できているということは奇跡か、それとも意図的か。
本人が意図的なのかどうか疑うことがあるが、その人が意識して振舞えるほど対人スキルが長けている様にも見えないので、多分そういう人なのだろう。子供であれば問題無いが、いい歳した大人ではまずかろう。
こんな甘ちゃんばかりにならないことを祈りたい。
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